こんにちは
豊東珈琲工房です。
初夏の果物ビワや梅、赤シソが入荷してきました。
父の日プレゼントにコーヒー豆はいかがでしょう?
また、物ではなく思い出を送るのもいいかもしれませんね。
コーヒー豆を買う時に銘柄に色々書いていて
何を選んだらいいかわからないということはありませんか?
コーヒー豆の銘柄には産地や等級、種類のほかに
精製方法が書いていることもあります。
今回の記事はコーヒー豆の精製について簡単に書いていきたいと思います。
そもそも精製というのは何なのかということですが、
コーヒー豆というのはコーヒーノキになった実の種子を指すものです。
コーヒー豆は収穫した状態では果肉の中に納まっている状態ですので、
この果肉を除去してコーヒー豆を焙煎できる状態まで
持っていく行程のことを精製と呼びます。
精製にも下記のようにいくつか種類があります。
呼び方と手順を少し紹介します。
【ウェットミル】
精製の前半の行程となります。
収穫~果肉の除去、乾燥までを行っていく行程で
ここの行程でコーヒー豆の味の違いができてきます。
・ウォシュット:
収穫⇒水洗⇒果肉除去⇒発酵槽にてミューシレージ除去⇒水洗⇒乾燥
・セミウォシュット:
収穫⇒水洗⇒果肉とミューシレージ除去⇒乾燥
・スマトラ式:
収穫⇒果肉除去⇒袋で発酵⇒水洗⇒乾燥
・ナチュラル:
収穫⇒乾燥⇒ドライチェリー状態から脱穀⇒生豆
※ミューシレージとは果肉の中の粘物質で糖分を含んでいます。
【ドライミル】
後半の行程となります。
乾燥させて豆を脱穀して生豆の形へと持っていきます。
行程としては
レスティング⇒脱穀⇒選別⇒輸送
それぞれの精製方法の簡単な特徴についてですが、
ウォシュット⇒クリーンなコーヒーを作るのに向いている
ナチュラル⇒伝統的な精製法、管理によってクオリティの差が出やすい
セミウォシュット⇒ナチュラルよりも安定しており、ウォシュットに比べて水の
使用量が抑えられるため、環境にやさしい
コーヒー豆を選ぶときの参考にしてみてください。
ここまで読んでくれてありがとうございます。
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