フルーツコーヒー研究所

コーヒーやフルーツについて綴っていきます。

コーヒー豆を選ぶご参考にしてください。コーヒーの品種による特徴と違い

こんにちは

豊東珈琲工房です。

皆さんコーヒーを選ぶ時に何を参考にしていますか?

最終的には好みの味を見つけることが目的となると思いますが、

そのためには産地や品種、精製方法等の見る項目がいくつかあります。

 

今回はそんなコーヒーの品種についてお話していきます。

よろしければ一服しながらお付き合いください。

1.コーヒーノキの品種

 コーヒーを生産するためのコーヒーノキにはいくつか種類がありますが、

 飲料用に栽培されているのは3種類ほどとなります。

 アラビカ種エチオピア原産のコーヒーノキとなります。

       病害虫や霜等に弱く栽培困難な豆ですが、

       風味とコクに優れ多くの改良品種を生み出しています。

 ロブスタ種:アフリカで発見されたコーヒーノキで病害虫や環境に強く

       収穫量も多い品種となります。

       インスタントや安価なコーヒー豆は

       主にこちらの品種が栽培されています。

 リベリカ種:病害虫等に弱く品質面でも際立つものがないため

       上記2種に押されほとんど市場で見られない豆となります。

 以下からはアラビカ種の品種を紹介していきます。

2.ティピカ

 スペイン語で「典型的な」、「標準型の」といった意味を持っています。

 元々は主なコーヒー豆でしたが、収穫量が少なく、

 病害虫に弱い点もあり植え替えられてきた品種です。

 香味は香りが強く、上品な酸味と甘味を持っています。

3.ブルボン

 隔年で収穫量が変化し、環境や病害虫にも弱いことから

 植え替えられる傾向にある品種です。

 香味は甘味をもち濃厚なコクが特徴となります。

4.カトゥーラ

 ブルボンの突然変異種となります。

 以前は大量生産用の粗悪種といったイメージのあった豆ですが、

 現在ではスペシャルティコーヒーに

 カテゴライズされるような農園のものもあります。

 香味はフルーティな甘みとコクが同居しています。

5.クラシックスマトラ、スマトラ

 クラシックスマトラと呼ばれるものはインドネシアスマトラにある豆です。

 単にスマトラといった場合はブラジルに

 スマトラから流入してきた豆となります。

6.ムンドノーボ

 スマトラとブルボンを掛け合わせてできた品種となります。

 生産力が高いのですが、収穫性が悪いコーヒーノキとなります。

7.カトゥーアイ

 カトゥーラとムンドノーボを掛け合わせて、

 カトゥーラの生産性の悪さを改善した豆となります。

8.ゲイシ

 エチオピアゲイシャという町近くで発見された品種となります。

 幻のコーヒーともいわれる希少性の高い豆で、

 個性ある香りとフルーティーな風味を持っています。

 

まだ他にも品種はありますが、

今回はここまでとさせていただきます。

 

ここまで読んでくれてありがとうございます。

 

 

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