こんにちは
豊東珈琲工房 in 豊東青果店です。
フルーツとコーヒーの取り合わせに
まだまだ四苦八苦しています。
今回はコーヒーが日本でどのような歴史を歩んできたかをお話します。
コーヒーの背景を知れば
今よりコーヒーが楽しくなります。
では、よろしくお願いします。
1.日本にコーヒーが入ってきた頃
日本にコーヒーが輸入された性格な年ははっきりしません。
ただ日本のどこから入ってきたかといえば、
長崎の出島のオランダ商館には入ってきていたのではないかといわれています。
オランダ商館に出入りする役人等が飲んでいたとすると
コーヒーは1609年頃には日本に入ってきていたのではないのでしょうか?
2.文献から見る日本のコーヒー
・一番古い日本のコーヒーの文献は
志筑忠雄の”万国管窺”(1782年)に記述がみられるそうです。
ただこちらの書は世界情勢等の雑記帳なので
日本でコーヒーが飲まれたという記録ではないようです。
・京都の医師である広川嶰が1795年の”長崎聞見録”の中で
「かうひい」と呼ばれるものについて
道具や淹れ方を紹介しています。
3.コーヒーを飲んだのは?
1804年に太田南畝という幕府完了が
長崎奉行所赴任中にコーヒーの飲用体験を記載しているものがあります。
こちらが日本でコーヒーを飲んだ記録としては最も古いでしょうか。
4.コーヒーの経歴
1877年にコーヒーは正式に日本に輸入されることとなりました。
1878年に小笠原でコーヒーノキ栽培の試みが行われましたが、
サトウキビに取って代わられました。
原因は病害虫に弱く、経済性の高さも当時はサトウキビが優れていたからでした。
5.日本のカフェ
1876年に”コーヒー茶屋”、1886年に”洗愁亭”、
1888年に東京に”可否茶館”が開店しましたが、
当時のコーヒーは高級品で日本人にまだなじみがなかったこともあって
すぐ閉店する運びとなっていました。
1912年から1922年までの10年間
ブラジル政府によるコーヒー豆の無償提供があました。
このころ(1910年)開店した"カフェーパウリスタ"が
ブラジルコーヒー豆の販路拡大を進めていきました。
6.最後に
日本のコーヒーの始まりは文献や当時の情勢をみると
長崎は発信となっていると考えられます。
日本で広く普及し始めたのはここ100年ばかりのことのようですね。
コーヒーの歴史も意外と若く
まだまだ発展途上の分野なんだと感じられます。
ここまで読んでくれてありがとうございます。
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